いま、巷には「占い」と呼ばれるものが多く溢れています。毎日の運勢や今週の占いなど、占いを見かけない日は無いと言っても過言ではないかもしれません。もちろん、「占いなんて信じないわ」「そんなもの、必要ないわ」というお考えの方もいらっしゃることでしょう。しかし、占いとは決して「未来を決める」ものではないのです。占いとは、「このまま進むとよくない方向に行きますよ」「今より、こうしたほうがいいことがあるかもしれませんよ」というアドバイスをもらえるものなのです。
占い師は、占いに来られた方を一切知りません。それでも、共にいる一瞬、その方を占う際、その方の気持ちを汲み取り、占いの結果を告げます。少しの悩みがある方、例えば二者択一の問題で悩んでいる方には、どちらに進めばその方の望む未来があるのかをお伝えしますし、漠然とした悩みを抱えている方にはまずそのモヤモヤした気持ちを占いで晴らすようにします。つまり、占いとは未来を決めるわけではなく、占いに来られた方が進む道を決めるお手伝いをするということなのです。ラッキーカラーが赤だから全身を赤のコーディネートにしろ、というような占い師もおりませんし、それを持たないと絶対にいけないという権利も無いのです。ただ、「赤いものを持っていると、いいことがありますよ」という、アドバイスに過ぎないのです。
しかし、実際に占い師に占ってもらうとなると、敷居が高いとお思いの方も多いと思いますが、先ほどあげたようなラッキーカラーの話。そういったものなら、気軽なものだと思いませんか?巷に溢れている毎日の運勢やらは、不特定多数の方に向けられたもの。もちろん、きちんと占って書かれているものだとは思いますが、あなた専用のものではありません。現在のあなたの様子、心境、背景などを感じ取り、あなただけのラッキーカラーやラッキーアイテムがあったとしたら。それは間違いなくあなたに小さな幸せを運んでくれるものでしょう。
そんな気軽な気持ちで、自分のお気に入りの占い師を見つけてみませんか?もちろん、占い師も人間ですから、合う合わないといった問題も出てくるかもしれません。しかし、モノは考えようで、お気に入りが見つかり、毎日が小さな幸せの連続となったら。あなたの毎日は大きく変わりはじめるかもしれません。
占いであなたの未来は決まらないけれど、あなたの決断に寄り添うことで、あなたの未来は大きく変わるかもしれません。一歩、踏み出してみるのもいいかもしれませんよ。